Kiss(キス) 10 月号 兄弟犬、17話 感想
※ネタバレ注意です※
ダックスフントの兄弟犬はボールで遊ぶために公園に来ました。
しかし、公園にはたくさんの犬たちがいて、よりにもよってその中にボールがあって遊べない・・・。
どうしても遊びたい弟と頭のいい?お兄ちゃんが、今回は公園内にいるライバルたちからボールを取り戻すべく、その戦いを将棋に見立てて頭脳戦を繰り広げます!
なんてすごい言い方をしてみましたが、単純なボールの取り合いなんですけどね。^^
そして今回も脇役の犬たちがとてもかわいい!
兄弟犬の他に5匹も出演しています!
個性豊かな犬たちが、次から次へと登場して、そして敗れていきます。
金将をゴールデンリトリバー、おじいちゃんのM・シュナウザーを銀将(おじいちゃん→シルバー→銀!)にみたてたりして、おぉ!将棋だ!と感動。
いやまず、将棋を玉=ボールを取り合う遊びと言っているところが、上手い!その通りですものね。
そして、ライバルたちのちょうど真ん中に行ってしまったボールを、穴熊囲いという将棋の戦法に重ねているのも、面白い!
玉(ボール)はあきらめろ、というあんちゃんを、嫌だとばかりにボールに向かわせる弟。
お前行けよ!とは言わずに、あんちゃんは玉を獲りに向かいます。
穴熊犬=ダックスフントの名にかけて!というのも上手い!穴熊囲いだけにね!
というか、ダックスフントが穴熊犬というのを初めて知りました。
勉強にもなっちゃいますね。
さて、ボールをめぐる争いは、金将・ゴールデンリトリーバーの新川ゴル君、銀将・シュナウザーの古川ボンヂさん、桂馬・ピンシャーの祭田マンボ君、香車・柴犬の佐々木コジロー君と進みます。
戦い?の末、兄弟は玉を手にしますが、最終的にチワワの川田プリンちゃんが歩兵から金に変わって、すごい顔で威圧されたので、弟はボールをとられてしまいました。
最後のプリンちゃんの顔が見ものです!
歯を出して怒ってますから・・・。
今回は、将棋のルールをもっと知っていたら、さらに楽しめていたかもしれません。
でも将棋を知らなくてもダックスフント兄弟が可愛いから、それだけでも楽しめる作品です!
そういえば、あんちゃんがなんで「しょうぎ」を知っていたのか、気になるところです。
さすが博識のお兄ちゃんでした。
次回もお兄ちゃんの博識と弟が何をするのか楽しみです!