Kiss(キス) 10 月号 猫嬢ムーム、17話 感想
※ネタバレ注意です※
網戸を自分であけて(アタマいい!)、出ていくことができるムームさんですが、出かける寸前に見つかってしまい網戸を閉められてしまうところから今回は始まります。
よく見ていた下男さんですが、ムームさんにおうちの周りは危ないんだといっても全く理解されません。
というか理解しないのが猫さまだとも思うんですが。^^
ムームさんは今回もとても賢くて、そして気高くて、本当にかわいい猫さまです。
もう、することなすこと猫飼いあるあるで、読んでいるそばからニヤニヤしてしまいます。
ごはんーとか、ブラッシングしてーとか、箱に入ってるわよ、ワタシかわいいわよ、というアピールをするムームさんがとっても愛らしい。
いつも気まぐれなのに、忙しい時に限って、こんなに甘えてくるのは困ってしまいますが、でも嬉しくもある。
しかしその、かまってかまって攻撃に負けなかった下男さん、イヤホンしたままお仕事に集中してしまいます。
それを見て、ふくれたムームさん、力任せに網戸ロックをぶち壊して外に脱走してしまいます。
新しく建ったおうちとか、つばめとかを見ている間にみつかっちゃいます。
しかし、下男さんがアワアワして謝っているので満足する、という、今回もムームさんが甘やかされているお話でした。
気付かない間に外に出てしまったムームさんを見つけて、ヒーってなっている下男さんには同情します。
つまり、マンションの手すりに乗ると落ちたら危ないと思ってしまうので、出て行ってほしくないし、出て行ってしまった後に手すりに乗っていたら、もう、間違って落ちたら、と真っ青になってしまう気持ちが痛いほどよく分かるからです。
しかし、「あーあ、みつかっちゃった」とアワアワなっている下男さんのところにすぐ戻ってくれるあたりが、ムームさんの優しさですね。
そしてとても優雅です。
ムームさんに泣きながら謝っている下男さんはとっても可哀想でした。
きっと自分をすごく攻めちゃっているせいで変な妄想までしてしまって…、哀れですらあります。
完全に猫さまに操られています。^^;
でも猫飼いは操られていても、それが幸せだからしょうがないのかもしれません。
ちなみに、ムームさんはアタマがいいので、力を入れたら網戸ロックが外せることが理解できてしまいました。
もう閉められても問題ない、と考えるようになってしまったようです。
次の脱走も近いでしょう、本当にこういう脱走のコツのようなものは一回で覚えてしまったりするから、猫さま達は侮れないと思ってしまいます。
次回もムームさんの気まぐれがとっても楽しみです。