※ネタバレ注意です※
今回の表紙はテオでした。
内容もテオが目立っていましたね。
彼は何かを隠しているらしいので、実は誰よりも重要なキーキャラクターなのかもしれません。
そして驚きましたが、次号で最終回とのことです(゚ロ゚;)
長く続く連載かと思っていたのでとても残念です(;_;)
テオの回想から始まりました。
幼いころのテオにおそらく母親である女性がお父様からいただいたのよ、と言って奇麗な石を見せています。
とても貴重なものと母は言う石をくれた父は、いつ帰ってくるのかとテオは尋ねます。
テオドールがいい子にしていたら、と母は答えてくれました。
ファルサス先生より試合のルールは秘宝を探し出すことであると発表されます。
学校の敷地内のどこかに隠された偽物ではあるものの、ヴァールハイトそっくりの石を一番最初に手に入れた国が優勝であり、探し方は自由と告げられました。
儷杏の側近に偽物の姫と勘付かれ、更にはヴァールハイト密輸の噂まで持ちだし、噂を広めてほしくなければ・・・と脅されていたディーは集中できません。
オリガ、アシュラフ、儷杏の3人はそれぞれの方法で石探しを始めており、セナたちも祖国クロイツの生徒たちに声をかけるか悩みます。
庶子であるテオに上流階級のクロイツの生徒に石探しの協力を求める事は嫌だと言われたセナは、国に関係なく生徒が集まる食堂で石の場所の情報を求める演説をしました。
一番有益な情報をくれた人にディーとテオを1日自由に使える権利を与える、と言うと彼らのファンの女子や部活の助っ人が欲しい男子たちが協力の姿勢を見せてくれます。
これなら貸し借りないでしょう?と笑うセナに次々と情報が集まります。
2人の人気に圧倒されるセナですが、テオはディーの方が昔から人気も実力も上だとあまりやる気がない様です。
しかしディーは、テオの方が昔から勉強は上であり、同世代でテオ以上の奴はみたことがない、片割れはテオ以外に考えられないと話します。
照れ隠しのように溜息をつくテオは確認したい場所があると言って、以前木箱に入れられた沢山の石を見つけたあの場所へと向かいます。
するとそこにはアシュラフがいました。
ここにはなかったと言うアシュラフに、何を隠していると尋ねられて困っていると、セナたちに協力するため男子生徒が情報を持って現れます。
おそらく研究室にあると言う情報を聞いたセナたち3人と幸運なアシュラフは急いで向いますが、結局儷杏やオリガたちも合わせた全員で同時に見つけてしまいました。
勝者が分からず言い争うみんなをすり抜けて、オリガは偽物の石に触りながら密輸の件を口にします。
すると、その場の全員が密輸の噂を知っていることが判明しました。
そこに学園長とファルサス先生が現れます。
ファルサス先生は密輸の噂は全て嘘で、各国がどのように動くかを見ていたと言うのです。
セナたちクロイツ国は全体的には及第点、各国対抗試合のやり方は面白かったよとの評価を受けます。
しかし、試合の優勝は最初に触ったオリガであると発表されました。
テオはセナとディーの3人だけになると、あれは本物だったと話します。
あの時小屋で見た石は偽物じゃない、と幼い頃母に本物の石を見せてもらっていたテオは、呟くように言うのでした。
まだシャンデリアの犯人は分かりませんでしたね。
それも含めて最終回で明かされるのでしょう。
それからディーへの脅しはあまり意味がありませんでした。
ディーはセナの意気込みを見て勝とうという意志がでてたみたいですし、噂は嘘ということにされましたから。
儷杏は、側近2人が噂を取引の材料にしたねと言われてビックリしていましたから全く知らなかったみたいで、ちょっと可哀そうです。
たくさんの登場人物や設定があるのに、たった5話で終わってしまうのは寂しいです(>_<)
これからメイン3人の友情や恋愛を絡めたストーリーがどんどん進んでいくと思っていたので衝撃もありました。
とはいえ、やっぱり最終回は気になりますね(゚▽゚*)
密輸のこと、ニナのこと、どのように纏まるのか楽しみには・・・しています。
寂しいですけど( ̄∇ ̄)