※ネタバレ注意です※
詐欺師かもしれないと疑い続けた初彼氏の最上君は詐欺師ではありませんでしたが、「友達に戻ってください」と言われてしまったミチコ。
散々あおった黒沢にすら「ただの好青年」「好きじゃなかったもんな」と言われ、実家に帰れば未婚彼氏なしの29歳に冷たい親族。
ミチコは死のうと思い立ちますが、テレビで見かけた戦隊もののイケメン俳優に生きる希望を見出します。
写真撮影のイベントに出かけた先で会ったのは、同じ会社の固い事務員・門真さん。
意外なところで出会った彼女とはイケメン戦隊を通じて仲良くなります。
彼氏と別れてしまい落ち込んでいたことを打ち明けるミチコに「無理しなくても付き合える人が現れますよ」と励ます門真さん。
ミチコは少しずつ前向きな気持ちを取り戻すのでした。
黒沢も落ち込んだミチコを励ましてくれようとしているのか、映画に誘ってくれました。
門真さんの言葉を思い出すミチコ。
「そういう人は現れてるって知ってるんだよ」
黒沢への想いを自覚し始めています。
映画の後に訪れたゲームセンターで、黒沢の想い人・春子と出会います。
春子のそばには彼女の婚約者で黒沢の兄、一が。
四人でレストランに入りますが、一は黒沢をあおるようなことを言うのでした。
「ごめんね、大好きな人奪っちゃって」
思わず殴りかかる黒沢をミチコは止めます。
一に対する印象は最悪でした。
その後最上君に疑っていたことも打ち明け、和解したミチコ。
黒沢も春子に自分の想いを打ち明けるべきだとけしかけます。
黒沢は感化されたのか、欠席するつもりだった兄の結婚式に出席することを決めました。
とうとう結婚式当日、黒沢はウエディングドレス姿の春子に告白します。
兄と春子に「結婚式おめでとう」と言葉をかけることができ、黒沢の想いは無事成仏を果たすのでした。
そんな中、ミチコに実家の父から見合い写真が届きました。
見合いがいやだというと「来月までに彼氏を作れ」と言われてしまいます。
また、会社の後輩の女の子は寿退社することになり、イケメン戦隊仲間の門真さんにも彼氏がいることが発覚。
ミチコは焦ります。
一人さみしいクリスマス、ミチコは黒沢たちとパーティーをして過ごします。
実はクリスマスが誕生日のミチコ。
「なんか欲しいもんあるか?」と尋ねる黒沢に、ミチコは「私と結婚してください」と返すのでした。
ミチコと黒沢の恋の障害に思えた春子への想いにも片が付き、ミチコの元彼・黒沢の元カノもそれぞれ新たな恋の予感を思わせる6巻。
やっとミチコの恋が動き出した印象です。
ですが黒沢からミチコへはまだまだ「元部下・今は奴隷」といったところ?
結婚式で兄に「幸せか?」と聞かれた時にはミチコの顔も思い浮かべるので、彼の中で大きな存在には違いありませんが・・・
最後のミチコの告白(?)でどう動くのか、7巻が今から楽しみです!