Melody(メロディ) 10 月号 そこをなんとか、46話 感想
※ネタバレ注意です※
前回に続いて、中道先生が主役のお話です。
精神的圧迫を受けたせいで婚約破棄をした依頼者の中島さん。
会社では嫌がらせを受けたり、元婚約者に慰謝料を請求されたり、ストーカーを受けている、という話ですが、これが信じられるのか?と疑ってしまう中道先生。
あまりに言っていることが曖昧な上に、ちゃんとした証拠もない、と、疑い始めてしまうと全て怪しく感じてしまう気持ちはわかりますが、中道先生、それはダメでしょう!
気持ちが優しいから今まで何も言えずに、自分の中に溜めてきた人が、やっと助けを求めたんじゃないの?!
その後警察へ被害届を出した帰り道に、疑心暗鬼になっている中道先生の口から、「気のせいだったらいいのに」という声が出てしまったせいで、中島さんは本当に「ひとり」になってしまいます。
親からの説得や会社の嫌がらせも変わらず、そんな中で元婚約者の黒澤さんと会い・・・婚約破棄を撤回すると言い出す中島さん。
そう言いに来た中島さん、目もうつろで完全に病んでいる!
フワフワしている中島さんにイライラしている場合じゃなかったんですよ!
これ、ちょっと前より断然病的です。
そして、「先生もそう思っているんでしょう?」と言われて、やっと気が付く中道先生。
遅いよ・・・、あなたも中島さんを傷つけちゃったんだよ??と思ったら、その後の中島先生の行動が早くて素晴らしかった。
そして、中島さんを尾行してストーカー行為を繰り返し、中道先生の郵便被害の犯人でもあった黒澤さんに、東海林先生と一緒に対決します。
中道先生が黒澤さんに啖呵を切ったのが気持ちよかった!よく言いました!
おかげで東海林先生にはその場から追い出されちゃいますけど。
さて、事件が一件落着して、二人になって帰るというシチュエーション。
さぁ、東海林先生との関係が進むか・・・と思ったところで、中道先生の方からストップしてしまいます。
ありゃ?と思ったら、彼とならうまくやれるかと思っていたけど、それは「好き」ではない、と気づいたようです。
つまり、今回の件で、好きでもない相手とうまく生活するだけじゃダメだ、と気づいたんですね、中道先生。
意外だけど、よかったじゃないかしら・・・、なんて思っていたら。
中道先生、いつものレストランの店長と、結婚しちゃいました!
すごい!スピード婚すぎてびっくりする!(笑)
でも良く考えてみると、以前から彼女の愚痴を聞き、ごはんを用意して、食べて飲むところを見てきていたからこそ、なのかもしれませんね。
とりあえず中道先生が中島さんをちゃんと救えて本当に良かったです。
彼女も本当の意味で幸せに、そして強くなって欲しいですね。
モラルハラスメントの被害者だったとしても、今後が明るいといいなと思います。
ちなみに最後に、東海林先生が「俺じゃなかったのか・・・」と思っているのが面白かったですね。
自信あったんだね、そりゃそうか。^^;
今回は楽子ちゃんはほとんど出てこなかったので、次回はまた出番がいっぱいになるでしょうか?
次回もみんなの活躍が楽しみです!