Kiss(キス) 11 月号 涙雨とセレナーデ、6話 感想
※ネタバレ注意です※
本豪邸で孝章から雛子への気持ちを聞いた、陽菜。
しかし雛子として聞いているわけで、挙動不審というか、意味不明なことを話してしまいます。
そんな途中で、ヴァイオリンの音が聞こえると、孝章は血相を変えてどこかへ行ってしまいました。
好都合です!目的だったおばあちゃんのネックレスを探せるようになりました。
孝章二人きりでいたら、きっとこの後もっと挙動不審で怪しくなって、取り返しのつかないことをいってしまいそうでしたしね。
さて邸の中を探そうとすると、早々に邸の人に見つかってしまいました。
そしてその直後に、貞光にも遭遇します。
雛子として対応しますが、貞光はさっさと去っていきました。
孝章や雛子と貞光の関係がよくわからない陽菜。
まぁ、当然ですよね。同じなのは顔だけですから。
その後亡くなった久尚さんの部屋で孝章を待っている間に、子供の頃の兄弟の写真をみて、なんと孝章が「たーくん」だったのでは、と気づきます。
そして「たーくん」を見ていた夢での記憶と、ネックレスの記憶が混ざってきます。
とにかくネックレスを探さないといけない、と陽菜は考えますが、実は貞光が陽菜が探しているネックレスを見つけて、そして持って帰ってしまいました。
実はさっきの、陽菜と遭遇した時に、貞光がネックレスを手首に巻いているんですよね!
この時には気づくはずがないんですが、ニアミスしてた!
さて、そういうワケで、もうお屋敷の中にはネックレスはないのですが、陽菜は一度本豪邸を出て、さらにお付きのノブに嘘をついて、本豪邸の庭に忍びこみます。
自分が倒れていた場所を重点的に探しますが、当然ネックレスは見つかりません。
そんな中、孝章の雛子に対する告白を思い出す陽菜。
雛子へのまっすぐな気持ちであって、自分へ向いているのではない告白です。
こんな告白、勘違いして嬉しく感じそうになりますが、それが逆に悲しくなるのではないでしょうか。
すると、孝章の弾くチェロの音が聞こえてきます。
そのあまりにも悲しい音色に、涙がこぼれる陽菜。
この涙が、孝章のチェロの音の悲しさだけじゃなくて、孝章の雛子への気持ちに対する自分の気持ちや、今の境遇など、いろいろ含んでいる涙に見えました。
雛子と陽菜は同じ顔なのに、とても切ないですね。
そして、孝章と昔に会っていたのか、本当に2回会っていたのか、とても気になるところです。
孝章の方にも、庭で陽菜と会っていた記憶があるから、雛子に結婚を申し込んだ・・・のでは?と考えられますし、そうすると、孝章の気持ちは本当は陽菜を向いているはずなのでは、と思ったり・・・。
しかし彼の方はそんな事情知らないワケですし、この先どうするのか・・・。
次回がとても気になります!