Cocohana(ココハナ) 11 月号 スミカスミレ、22話 感想
※ネタバレ注意です※
倒れる澄を抱きかかえて、黎がすみれにキス、すなわち生気を移すところから今回はスタートです!
最後まで世話のやけるといって、黎はすみれの傍から立ち去ります。
その時の苦しそうな事!
黎の肩のあたりも、少し崩れているようです。
そして、澄がすみれに戻って気が付いた時には、黎の姿はなく、彼の着物だけが庭に落ちていました。
すみれは黎を探しますが、全く見つかりません。
ただ、雪白さんが言うには、屏風に異変がないから、無事なのではないかと。
大きな変化は黎の身に起きてはいないんじゃないかとのことでした。
しかし心配です。
というか、いないことは変わらないわけです。
何かヒントがないかと黎の物の中を探すと、黎が用意していたすみれの受験票が見つかります。
黎は本当に、すみれに本当に幸せになって欲しいと願っていたんですね。
純粋にすみれを思う気持ちが、受験票に乗っかっているようでした。
そして黎は見つからないままですが、すみれは受験を決意します!
黎にもらったのは、自分の幸せにする、自分の為に生きるという気持ちだったんだと思います。
今更勉強初めて間に合うのか!?とも思ってしまいましたが、その通りで、やっぱり国立には落ちてしまったみたいです。
でも私立にはギリギリ滑り込めたみたい!
よかった! これで大学生になれます! 大学生活が始まりますよ!
そしてそれは、高校生活が終わるということを意味しています。
友達と過ごした時間や、いろいろあった高校生活は、澄の時とは全く違う学生時代になったんじゃないでしょうか。
そして最後に、全てを知っている真白くんが、「がんばれ、すみれ」と言われて、澄ではなくすみれとして声をかけてくれました。
彼のこの言葉は、すみれの人生を認めてくれたような、前向きな気持ちにしてくれるような、エールとなったのではないでしょうか。
さて高校生活が終わって、一気に新展開です!
映像系の大学に進んだすみれは、なんだかADみたいな仕事をしています!
これが大学生なのか、もう社会人なのか、高校卒業から何年たっているのか、そして黎はどうなっているのか、全く分からないので気になりすぎます!
次号になれば分かるのでしょうか!?
とても楽しみです!