Kiss(キス) 12 月号 こいいじ、15話 感想
※ネタバレ注意です※
ゆめと聡ちゃんが恋人なのかを確かめたい、という優から、まめに連絡が入ります。
関係を聞いても、納得できないんだったら最初から聞かない方がいいんじゃない?とまめは優を説得しようとしますが、優はまめに、ゆめと聡ちゃんの関係を聞いてとせがみます。
優に言い聞かせているまめですが、完全に自分に言い聞かせているように見えます。
自分の中の気持ちを抑え込むために、優に言ってるようで、自分自身に言い聞かせているんですね、なんだかとっても複雑です。
でも結局説得は失敗に終わり、優のわがままをきくことになってしまいます。
もちろん、ゆめと聡ちゃんの関係を聞きたいのは本当はまめですけど、でも今までわざと知らないように、考えないようにしてきたのに、自分の意志とは関係なくこういう場面は来てしまうものなんですね。
そしてゆめに、優からゆめと聡ちゃんとの関係を聞いてこいと言われたと伝えます。
ゆめの、「何が知りたい?」というセリフがちょっと恐いとも思ってしまいました。
だってゆめはまめの知らない聡ちゃんを知っていて、そして優位に立っているような気が、この言葉だけでするんですもの!
結果として、以前二人が付き合っていたことを知ってしまったまめは、それをそのまま聡ちゃんに確認してしまいます。
聡ちゃんに会ったのは偶然ですが(いや、はっていたのかもしれませんが)、だからってなんでストレートに言っちゃうんだよ!!
自分で自分を傷つけちゃうようなものじゃない!
でも傷つくとわかっていても、もう本当のところを聞く以外、道がないんですね。
ふわふわと実態のなかった片思いが、いつのまにか急に目の前にある辛い恋愛になってしまっているのが、まめの気持ちを不安定にするのでしょうか。
ゆめさんとのことは昔のことだよ、と言われても、今はどうなんだ、心変わりなんてよくあることでしょう、ゆめ姉が好きになんじゃないの?と口からでてしまいます。
まめの気持ちがあふれ出てしまいすぎて、可哀そうな、みじめな気持になりました。
聡ちゃんの、春と同じことを言うんだな、という言葉も、ゆめへの気持ちの否定ではないし、胸が苦しい思いです!
でも聡ちゃんが泣きそうになっているのが、返事と言えば返事なのですが・・・。
と、いうところで今回はおしまいです! 次回が気になります!