Melody(メロディ) 12 月号 かげきしょうじょ!!、5話 感想
※ネタバレ注意です※
夏休みに入って、さらさは浅草の実家に帰ることになりました。
愛ちゃんも一緒です。
ちょっと人とのコミュニケーションが下手な愛ちゃんですが、さらさと友達になれて本当に良かったですね。
仲良しになったことを喜んでいる?愛ちゃんとは別に、さらさは先日の、安藤先生から言われた「人の真似ではない、自分の中の演技をしろ」といわれたことにショックを受けたままのようです。
ショックというか、ずっとそのことばかり考えていて、心ここにあらず、という感じですね。
いつも明るいさらさですが、しかしぼんやりとしているような表情で、新幹線の中でトップスター2人組にあっても浮かれない姿を見ると、いつもと違いすぎて、ちょっと心配になってしまいます。
どうすればいいのか、呆然としているような感じも受けました。
逆に、愛ちゃんがそんなさらさを見て、自分が思っている以上に彼女が落ち込んでいるんじゃないか、と心配していることが、愛ちゃんの成長を物語っているような気がしました。
さてそんな心配はありつつ、さらさと愛ちゃんは浅草の実家に帰りつきます。
浅草でいろんな人がさらさに声をかけてくるのをみて、愛ちゃんはどう思ったのでしょうか。
昭和のドラマみたいで楽しいと言っていますが、彼女が人とのコミュニケーションが苦手であることから、実はもっといろんなことを考えたんじゃないか、と思ってしまいます。
そして、彼女がさらさに対してとても興味を持っていることもよく分かります。
2階にいたさらさの幼馴染・白川くんに、さらさと梨園、そして彼との関係を聞いてみたりします。
しっかりとした答えはもらえませんでしたが、初対面の男の子に聞いてみることができるなんて!とびっくりしてしまいました。
そして、一方おばあちゃんのお墓にあいさつに行ったさらさの言葉も気になります。
昔の記憶、それもきっとおばあちゃんからの「なれません」という言葉に、呪いの言葉ですよ、と話しているさらさ。
さらさは過去にも、「なれません」と言われて何かをあきらめたのでしょうか。
そしてそれが呪いの言葉のように彼女を苦しめているのでしょうか。
トラウマのようになっているのだとしたら、彼女はどうやって乗り越えていくのでしょうか。
今回の最後は、さらさの小学生の頃、踊りのおけいこに行かなきゃ、と言っているところで終わっています。
次回で、彼女が「なれません」と言われた過去が分かるのでしょうか!?
とっても気になります!