Melody(メロディ) 12 月号 そこをなんとか、47話 感想
※ネタバレ注意です※
今回も中道先生が主役のお話です。
というより、3ヶ月前に結婚した中道先生が、もう離婚よー!!と叫んでいるところから始まります。
楽子ちゃんに愚痴っているところから話は始まりますが、とりあえず楽子ちゃんの出番はほとんどここだけです。
旦那さんとケンカして実家に戻った中道先生が、実家で母とも喧嘩してしまいます。
その理由は通販で買った高級補正下着。
勝手にクーリングオフしようとして、そして間に合わず、その辺りの文句などを遠慮もなしにお母さんにぶつけた結果、さらに母と娘の大ゲンカになってしまいました。
意外と、「言わなきゃいけないことと、言ってはいけないこと。家族だから甘えすぎちゃいけない」というお父さんの言葉が心に響きました。
こういうお父さんだから、お母さんと長くうまくやってこれたのでしょうか。
母と娘が性格が似すぎていて、正論ばかりを振りかざしてしまうのにはちょっと笑ってしまいました。
しかし、無意識のうちにお母さんを老人扱いしてしまったというところに、中道先生のお母さんへの甘えがあったんだと思います。
いつまでも元気じゃないことは分かりますが、しかしいきなり年寄扱いは、お母さんからしたら本当に傷つくこともよく分かります。
しかし中道先生とケンカしたお母さんが、その娘の家に泊まりに行く、なんて面白すぎでした。
お母さん頭イイ!
旦那さんとケンカして実家に帰ってきたなら、簡単に帰ってきませんしね。
それにしても旦那さんに対してギャンギャン文句を言っていたお母さんが、その旦那さんがいる家に逃げるなんて。
しかし旦那さんと数日暮らしてみたおかげで、旦那さんのいいところを沢山知ることが出来たみたいです。
最終的には旦那さんのところでリフレッシュでいたみたいで、自然体でキレイになれてよかったです。
お母さんを懐柔しやがって、と言っている中道先生も可愛いです。
結局お母さんの高級補正下着はクーリングオフもできず、なにもできないまま相手の会社が倒産してしまい(きっと計画倒産ですね)、一銭も戻っては来ませんでしたが、お母さんのことを少し分かることが出来たのは、中道先生にとっても良かったのではないでしょうか。
お母さんへの電話で、お母さんに素直に謝れたこと、そして高級下着自体は良い物みたいだから、キレイになって、お母さん、と声をかけられることができて良かったと思います。
母と娘、似ているもの同士だからこそ、素直に話せることは大事ですね。
最終的に、中道先生は旦那さんにちゃんと言うことは言えたみたいです。
いい人過ぎて、他の女の子から好かれたらどうするんだ、という抗議を言いたかったんですね。可愛すぎます!
結局旦那さんが大好きなんじゃないですか。
大好きな人と結婚で来てよかったですね、中道先生!
今回は楽子ちゃんは少しだけ出番がありましたが、東海林先生なんて全く出てきませんでしたね。
次回は出てきますでしょうか?
とっても楽しみです!