兄友、1巻 感想
※ネタバレ注意です※
主人公が壁越しに「可愛い」と兄の友人に言われているのを聞いてしまって、どんどん気になっていく・・・けど、そんなことがきっかけで好きになるなんて・・・
というお話で、珍しいくらいウブな作品でした。
絵柄も落ち着いた感じで、大人も楽しめる少女まんがだと思います。
自他共に認める所帯くさい主人公・まいと、まいの兄の友人で女の子慣れしていない西野くん。
どちらも器用に恋愛を進められるタイプではなく、きっとこの二人だけでは恋は成就しなかっただろうと思うほどです。
そこで活躍してくれるのが、まいの兄・雪紘!
この人がいちばん面白いキャラです。
非常に俺様なのですが(汗)、まいと西野くんの良き理解者として活躍してくれます。
きっと西野くんは雪紘にとって大事な友達で、彼になら妹を任せられると思ってくれたのでしょう!
まいを好きになって、よく雪紘の部屋へ来るようになった西野くん。
部屋では雪紘にまいへの気持ちを話すけど、実は壁が薄くてまいにも丸聞こえです。
だからまいは西野くんの気持ちをけっこう知ることができるけれど、西野くんは壁が薄いことすら知らされていません。
1巻では知らずにいっぱい喋ってしまいます!
実は今までずっと聞いていましたなんて、まいはとても打ち明けられないし、それとなく伝えるなんていう優しさはない雪紘(笑)。
この事実を西野くんが知ったらどんな反応をするかがいちばん楽しみですね。
でもこのままずっと、知らず知らずに本音をまいに聞かせ続けちゃっても面白いかもしれません^^
どうなるのかとても楽しみです。
もちろん、まいと西野くんの恋が深まっていく様子ももっともっと見たいですね!
まいがどんどんとかわいくなっていきましたので、西野くんは大変だと思いますが(笑)。
熱で意識朦朧となっていい雰囲気・・・や、まいをナンパから助け出すといった王道的きゅんきゅんシチュエーションもよかったです!!!
西野くんの男らしさが出ていて、かなりきゅんきゅんでした!
2巻もきゅんきゅんできることを期待して待ってます!