なまいきざかり。、8巻 感想
※ネタバレ注意です※
11月になり、新生隆北バスケ部が動き出しました。ついに成瀬がキャプテンです!
そして、由希は本格的な受験モードに突入しました。
付き合ってる実感がないと文句を言う成瀬は、キスをして由希を怒らせてしまいましたが、反省して勉強と恋愛を両立する努力をしようとする由希。
由希に謝りに来た袴田に向かって、成瀬と付き合ってることを認めました。
さらに、修学旅行へと行く成瀬の手に「さみしくなった時用・・・・・・」と言って、由希は自分の髪のゴムを渡します。
このカワイイ行動に、成瀬はまた甘い言葉を言ってくれて、これからは一緒に帰りたいと伝えました。
成瀬が修学旅行へ行ってしまうと、離れたことで由希は会いたい想いが募り、勉強が捗りません・・・。
卒業すれば毎日会えなくなることは当たり前になると分かっていても、成瀬はモテるから不安なのです。
離れれば離れるだけ、成瀬を好きで仕方ない事を思い知る由希。
成瀬が帰って来て、さみしかったことを認めるのでした。
修学旅行の2日会えなかっただけで、「心配」という不安を感じてしまうことに気づいた由希は悩みますが、そんな由希を成瀬は初デートに誘います!
デートの最中、由希は今のままで卒業することの不安な気持ちを成瀬に伝えることができました。
成瀬は由希に、「センパイしか見えてねーから大丈夫」と言ってくれます。
不安が一つずつ剥がれ落ちていった由希は、私たちなら大丈夫だって今は思い続けるしかない、と決めたのでした。
予備校で夜遅くなると言っても、一緒に帰りたい成瀬は由希を待ちます。
それが成瀬の負担になることを由希は恐れていますが、成瀬は残り少ない一緒に帰るチャンスを逃したくないのです。
由希もその気持ちは理解できるので、下校がダメでも昼休みがある!と、「いっしょにお弁当」を実行することにしました!
しかし誘うタイミングを見つけられなかった由希は、持ち帰り自分で食べようとします。
だけど、お弁当が一つ余っていることに気づいた成瀬に、本当は成瀬のために作ってきたことを言うことができました。
由希を連れて人気のない場所へと向かうと、成瀬は大切に由希のお弁当を食べるのでした。
ウィンターカップに出場する三寿々の試合を観戦に行った隆北バスケ部と由希。
初戦突破はしたものの、動きが固いと成瀬は袴田に言います。
由希に気合いを入れてほしいと頼む袴田でしたが、後ろを向く袴田の背中を叩いたのは成瀬です。
怒る袴田だけど、子どもの頃に成瀬のおかげで前だけを見れるようになったことを思い出します。
仲間と成瀬、由希の存在が自身を強くする道標だと気づいた袴田は、頼まれていたキャプテンになることを決意しました。
年の瀬に、由希のお父さんが帰ってきました。
由希に彼氏がいることを聞いたお父さんは、挨拶をするため成瀬を家に呼ぶように言います。
しかし成瀬を見たお父さんはイメージと違ったことで卒倒・・・。
それでも、お父さんは由希が色んな顔を見せるようになったのは成瀬のおかげだと気づき、成瀬のことを認めてくれたのでした。
47話おまけとしてバスケ部恒例のクリパと、4コマで由希と成瀬のクリスマスプレゼントの交換の様子が見れました。
まさかのプレゼントで、まさかのかぶり!!!2人らしくて笑いました!!!
8巻もキュンキュンするところがいっぱいで面白かったです!
そして由希のお父さん登場にはビックリ!
最後の話で町田家がたくさん出ていたのと、町田家の子どもたちの情報が読めて嬉しかったです!
9巻が待ち遠しい!!!楽しみです。