バディゴ!、9巻 感想
※ネタバレ注意です※
ハヤテの言葉に触発されて、自分の気持ちと向き合うことにしたソエル。
しかし、「ゆみ」の嫌がらせはアイに向けてエスカレートしていき、やっぱり事務所は辞めようと考えます。
それを止めるのはアイ!嫌がらせも、ネットで正体を広めたのも、ソエルが冷たくなったのも、原因は「ゆみ」だと気づいたアイは、ソエルのライブに出てダンスで決着をつけたい、と言いました。
心配で止めるハヤテ、でもソエルは了承するのです。
「その代わり何があっても、僕が君を守るよ、命をかけて」
まさしく王子様!!!これまで“優しい”というイメージだったソエルですが、ここで一気に格好良さを見せつけてくれる展開でした♥
ハヤテとソエルは張り合いながら、アイを守ろうと護衛開始。
そんな2人をアイは「仲良し」だと勘違いしたり・・・!
待ち伏せしてる「ゆみ」を見かけると、アイはソエルのライブのチケットを渡します。
「認めてもらえるように頑張るから!」「だってオ・・・オレ達は、あなたに喜んでほしい・・・から!」
感情的になってしまう「ゆみ」を止め、ソエルも「聴きに来て 僕の歌、心を込めて歌うから」と言いました。
ライブにサプライズゲストとして参加した「バディーズ」、アイは格好良いダンスを見せつけて「本当に女だったとしたら、逆に惚れるでしょ・・・!」とお客さんに言わせてみせます!!!
すごく嬉しかったですし、ソエルの格好良さに続き アイの魅力にもドキドキしました!ハヤテの影が ちょっぴり薄いです(笑)
ソエルの初恋ソングはアイを想って書いた歌、「届かない恋の歌」だと分かって聴くと とても切ない歌・・・。
「ゆみ」は、ソエルも届かない想いを抱えているのだと知り、涙を流していました。
そしてソエルはアイに告白します。
誤魔化そうともしたけど、気持ちを伝えずにはいられなかったのです。
バレンタインフェアのイベントの中で、ソエルが自分の気持ちを しっかりと見せるようになっていたところはキュンキュンしました!
「僕だって、わがままになる時もあるんだよ」
“優しいお兄さん”だったソエルのイケメン化が止まりません!!!
ソエルの気持ちに どう向き合えばいいか分からず悩んでいるアイに、「ゆみ」が謝りに来ます。
「あなたの言葉は まっすぐで人を傷つける」「だけど前を向かせる」「ソエルくんにも そうしてあげて」
さらにハヤテからは、「言っとくけど、誰にも渡す気ねぇから」と言われたアイ。
アイに振り回されっぱなしだったハヤテの逆襲です!?!
謎の敗北感で悔しさいっぱいになったアイは、それをキッカケに自分の気持ちとソエルの気持ち、しっかり考えることができました。
ソエルの歌で踊りながら考えるアイを、謝りながら抱きしめるソエル・・・。
「ハヤテが好きで ごめんなさい」
「向き合ってくれて ありがとう、僕の初恋を無かったことにしないでくれて」
笑顔で この恋とお別れするソエルでした――――
ハヤテの「進学のこと」が気になる展開に移ると、みんなの成長が描かれていきます!
前より仲良くなったアイとソエル、高校を卒業してTag一本で頑張り始まる綾翔と忠臣、ダンス留学を決めたSHOT、セクシーさも押していくリトルスイーツ。
しかし、アイの成長には ある問題が・・・!体型の変化は避けられませんものね・・・。
たとえ胸は誤魔化せたとしても いつか必ず限界は来る、そんなことを感じさせられました。
そして、アイの学校の高等部に入学したハヤテが隠していることとは!?!
ハヤテと親しい女の子・凛音の登場で、何だか不穏な空気が漂っている・・・?
凛音は悪い子じゃないと思いますし、ハヤテのことを好き という感じでもないですが、アイの正体を突き止めたいのでしょうか??
どうなっていくのか ますます気になります、10巻も楽しみです!!!