Cheese!(チーズ) 8月号 水神の生贄、29話 感想
※ネタバレ注意です※
目の前でアサヒが連れ去られ、捜し回る水神が すごく可愛くて、そして切ない・・・!
スバルの所だけじゃなくて、金の神の所や 木の神の所、今まで行ったことがないのに アサヒを捜すためなら躊躇なく訪れるってことから、水神の必死さが伝わってきました。
さらに、人であれば黄泉国へと入ることが出来ると知って、すぐにスバルに「頼みがある」と迷わず お願いする水神は、本当に変わったなぁと思います ^_^。
(まるで 子供のように 不安気に揺れる目を 隠さない、神とは こんな生き物だったか――――・・・)
スバルが戸惑うのも ムリはないくらい、水神の不安な気持ちが 手に取るように分かる顔をしているんですよね。
まるで人間のような、それどころか子供のように 感情を見せる水神から、アサヒを どれだけ大事に想っているかが伝わってきます!
そんな水神の変化を どう受け止めているかは分からないけれど、すぐにアサヒを助けに向かってくれるスバルがカッコイイ!!!*≧▽≦*
「頼まれなくても、有紗陽は必ず連れて帰る」
あんなに怖い世界で アサヒを見つけるため、奥へ奥へと走ってくれたんですよね ^_^。
スバルと会えたアサヒが、あの謎の男のことを聞かれて「悪役!!」と即答していたのは笑っちゃいました!たしかに いちばん分かりやすくて簡単な説明(笑)
でも本当に、世界を手に入れようとすることを 楽しんでいるかのような彼は、根っからの悪人って感じかも・・・ >_<;
こんなところにアサヒを閉じ込めて 脅しておきながら「神の力はできたら あまり使わないほうが面白い」って、ふざけてますね・・・!?!
「僕が・・・、僕自身が支配していくのが面白い どこまでできると思う? どこまで手に入れられるかな? 試す機会を与えられたんだ、試さなくちゃ こんな面白いこと!」
他の神が入ってこられない所へと、常闇の力でアサヒを連れ込んだ時点で 結局は神の力に頼り切ってると思うんですが @_@;
スバルと離ればなれになってしまって大変な状況なのに、水神のことを想像して思わず笑ってしまうアサヒは逞しいですね!
神になったつもりになって、アサヒを怖がらせて笑ってる あの男より、よっぽど強いと思います ^_^。
「あなたって幼稚だわ、「神を手に入れた」?、でもあなたは神様じゃないのよ」
ゾンビにされそうになった時も、アサヒが思うことは“怖い”ではなく、“水神を寂しくさせることは嫌”だったことにグッときました・・・!
アサヒの涙から水神が現れることができたのは、お互いの想い合う心が生んだ奇跡ってことなのでしょうか?^▽^。
無事に黄泉国から帰って来れたアサヒですが、“負けてはいけない戦い”は まだ始まったばかりなんでしょうね・・・。
どうなっていくのか、次回も気になります!!!