Kiss(キス) 7 月号 月と指先の間、13話 感想
※ネタバレ注意です※
今回の前半は アン先生が、漫画と そして友達とのカラオケに夢中になっている様子が描かれていて、アン先生は本気で漫画だけになってしまうんじゃないかって心配になりました・・・。
冒頭が、アン先生の おばあちゃんの手のエピソードだったので、同じような手になるまで漫画だけで頑張る、という展開になってしまうのかと思いましたが、でも そんなことありませんでしたね!
黒月さんとの約束は無視して、行かずに ずっと漫画に没頭していたのかと思いましたが、「来てください」と言われていた あの日、あの映画館に ちゃんと行っていたなんて!
まさか!と本当に驚いてしまいました。
しかし、アン先生じゃなくても、そして少女漫画家じゃなくても、50歳を超えた女性が、10歳以上 年下の男性の言った言葉を信じることや、今迄の彼氏とのことを考えて結論をつけるまでに、時間がかかってしまうというのは よく分かる気がします。
いや、女性なら誰だって、これくらい時間が欲しいかもしれないですね。
仕事もあって、もちろん考えることも沢山あって、行かないという結論を出したのだと思っていましたが、それでもアン先生が ちゃんと行ったんだという事に、これからの黒月さんとの関係が進んでいくことを アン先生が望んだんだと思うと、彼女の決意にも感心してしまいました。
一方で4時間待っていた黒月さんも、実は偉かったんだと思います。
彼女のことを信じて、しかし自分は選ばれなかったんだと考えて帰っていった彼の気持ちを想像すると とても悲しくなりました・・・。
その上で アン先生からの電話で、今すぐ自分が あなたのところに行く、と言えるのが、彼の本気度を表しているように思いました。
今すぐアン先生のところに行ってほしい!そして ふたりが上手くいってほしい!と本当に思いました。
次回の展開が とても気になります!早く続きを読みたいです!