別冊花とゆめ 3 月号 桜の花の紅茶王子、37話 感想
※ネタバレ注意です※
サクラの本心に、吉乃だって本心で応える権利はありますもんね・・・!
ついに両想い、だけど どうにもできなくて苦しい2人の恋は、とても幸せに浸れる気分になれないのです >_<。
しかし吉乃の、サクラは八重と自分を重ねている、っていう誤解が解けたことは素直に良かったなぁと思いました。
「おれの吉乃」に、そこまで怒るとは意外で笑ってしまいましたが ≧▽≦
私はサクラのものじゃないと言われても、「俺の主人だ、だから俺のだ、今は俺のなんだ」と、もう吉乃を愛しく思う気持ちが止められないサクラ・・・。
でも、吉乃が どうなのかは言わなくていいなんて、それは勝手ですよね。
なんとなく吉乃の気持ちは知ってはいたけど吉乃の口から直接「好き」と告げられたら、愛しく思うだけではなくて、主従関係とは別の意味で吉乃を「自分のもの」だと思う気持ちが止められないってことだと思いました・・・。
ツラくなるからキスはしない、片思いの時より苦しい恋の始まりですね >_<。
電話で奈緒に、2つ目の願い事を使ってしまったことを泣きながら報告する吉乃は、見ていて本当に悲しくなります・・・。
吉乃が2つ目の願い事を使ったことで、奈緒とジョルジの間の空気もちょっと変わりましたね。
ジョルジの壁ドン(?)にちょっとは照れたりしないのかしら?^_^;
と思いつつ、いつもの言い合いのケンカに少し安心もしました。
奈緒はジョルジと笑顔で別れたら、それが吉乃の心を軽くする手助けになると思っていたのですね・・・。
薫が言うように自己満足かもしれないけれど、吉乃のことを そこまで大切に思ってくれてる奈緒の優しさはステキだと思います。
かといって、そんなに上手くいくとも思えないのですが・・・ >_<。
このままだと、奈緒はジョルジが本当にサクラたちより先に帰ることになった時、自分の義務だと思って笑顔でいようとするんでしょうね。
薫は気づいているように、本当はツラいのに・・・。
どんなに悲しくても涙は見せず、本心を隠してジョルジと別れるのだと思います。
それって吉乃に良い影響を与えられるとも思いませんし、なにより奈緒自身が さらにツラくなるだけなのでは? T_T。
「サクラを帰して泣く吉乃を、同じ立場で なぐさめられないのは嫌だ」と思う気持ちは、少し間違っているのかな、と・・・。
もし そういう状況になった時、奈緒が同じ立場じゃなくても、吉乃はそばにいて欲しいと思ってくれるはずじゃないですか・・・??
ジョルジは奈緒に、自分のために最後の願い事を使ってほしいんですね。
そういうところはジョルジも、優しいというか人間くさいなぁと思います!
2日後のクリスマスイブで、本当に奈緒は3つ目の願い事を叶えてもらうことになるのでしょうか!?!
奈緒をデートに誘ったジョルジが全ての心残りをなくせるとは思えませんし、奈緒とジョルジの2人ともが納得できる願い事が今の段階であるとも思えないような・・・。
吉乃のお父さんに睨まれて隠し事ができないサクラに笑っちゃいつつ、続きがどうなるのか ものすごく気になります!!!