Cocohana(ココハナ) 2 月号 Papa told me ~Eternal Snow~ Cocohana ver. 54話 感想
※ネタバレ注意です※
今回は大人の恋のお話でしたね。
大雪のせいでスーパーまで行くのも面倒になった知世とお父さんが、近くのカフェに避難したところ、その場には うさみんもいて・・・という流れでしたが、しかし今回の主役は知世や うさみんではなく、このカフェのマスターでしたか。
喫茶店のマスターの昔の恋の話から、彼がいまだに少なからず後悔をしているのがよく分かって、それも含めての昔話なのかな と思っていたら、最終的にその憧れの人が目の前に現れる という素敵なストーリーで、こういうの大好き!と思ってしまいました!
マスターが今回の大雪をきっかけに、幼なじみだった高校生の頃の彼女、澄ちゃんとの別れの時を思い出してしまうのが、なんだか切ないような、でも昔の思い出として大事にしているんだろうな と思わせる雰囲気だったので、まさかその彼女がマスターの目の前に現れるとは思いませんでした。
誰かが悲しんだり苦しんだりする恋ではなくて、逆にゆっくりと時間を取り戻すような恋になるんだろうな、と思います。
この恋自体は、ふたりが若い頃にはきっと上手くいかなかったんだろうと思うので、時間が経ったからこその恋になるのでしょうね。
澄ちゃんがお店を訪ねてきた時の、ウェイトレスの加藤さんがそっと席をはずして、そしてお店の表のフダを「準備中」に変える気遣いがとても素敵だな、と思いました!
でもきっと加藤さんには以前からマスターは彼女のことを話していたんでしょうし、そうするとマスターを応援している加藤さんがこの行動に出たのも分かる気がします。
知世たちも雪の中、この喫茶店でシュニッツェルサンドをお持ち帰りしていましたが、これがとても美味しそうでした!
こういう いい雰囲気のお店が近くになる知世や うさみんが羨ましいな、と思いつつ、また次回がどんなストーリーになるのか、とても楽しみです!!!