デザート 2月号 いじわるキラーチューン、1話 感想
※ネタバレ注意です※
桐島りら先生の新連載が始まりました!
今回も女子高生とバンドマンのストーリーでとても面白く、今後の期待が高まります!
主人公は姉と2人でパン屋さんを営む、女子高生のコムギ。
お店の準備のために いつも朝早いコムギは、ある早朝に男女がキスをしているところを見てしまいます。
キレーな男の人だと見惚れていると、「見んなよ、襲うぞ」と凄まれたコムギは慌てて謝って その場を後にしました。
こむぎのことが好きな文太は高校生バンドを組んでおり、こむぎを初めてライブに誘います。
店番を抜けられるか不安に思いつつ、文太に観に行くと約束しました。
そんな中、お店の前でコムギが掃除をしていると、“あの人”がやって来ます。
部屋番号を伝え 鍵を渡すと、コムギに もたれかかって眠ってしまいました。
独り言で文句を言いつつも隣のビルの部屋に連れていってあげたコムギは、鳴り止まない電話に渋々出て、男の名前が“煌人(キラト)”だと知ります。
電話の相手から「また」だと聞き、放っておいて帰ろうとした その時、煌人に引っ張られて彼の横に倒れたコムギ。
いつも何時に起きているのかと尋ねられ、4時半だと答えると、煌人は「がんばってんじゃん」とコムギの頬を撫でるのです。
しかし酔いが醒めてコムギに向かって「誰おまえ・・・!?」と言った煌人。
こむぎは怒って帰りますが、煌人の部屋に甘いにおいがついたエプロンを忘れていってしまいました。
文太のライブを観に行きたかったけれど、お店が忙しくて間に合いません。
それでも夜食のパンを持って、謝るために会場に急いで行くと、ステージには煌人の姿が――――
朝焼けの薄むらさきの時間に帰ってくる煌人を、むらさきスケコマシ男と呼ぶところが面白いですね!
これからも“朝焼けと同じ薄むらさき”“朝5時の いじわるなあの人”というワードは何度も登場しそうな気がします。
バンドマンを朝焼けというイメージに合わせるのは個人的に斬新でした。
早朝から働く女子高生という設定がとても生かされていると思います!
ライブを見たコムギは もう煌人に惹かれ始めているように見えるので、どうなっていくのか続きが気になりますね。
あと、ライブを終えた文太がかっこよかったことに驚きましたが、「僕がメガネしてないとこ見たのかな・・・・・・」ってあまりに必死でちょっと笑ってしまいました!
文太は一生懸命なところが魅力のカワイイ男子高校生って感じですね。
三角関係になることは間違いなさそう??気になる次回が待ち遠しいです!!!