ARIA 2016年1月号 架刑のアリス、Wonder.28 感想
※ネタバレ注意です※
ステラの体を乗っ取ってアリスは暴走、逃走・・・織雅としても、それはものすごく困るんですね。
どうしてもの場合はステラごと殺すなんて・・・月兎が「必ず僕がステラを取り戻します!」って言ってくれて頼もしい!^_^。
一方で、六道を殺したらダメだと言ったステラへ感情的に怒るアリスは、これまでとはちょっと違う気がしました。
ステラのこと嫌いだったって言ったり、これまで抱えていた感情が抑えられなくなってるほど、取り乱してるのはアリスの方ですよね。
同じく苛酷で悲惨な運命を生きる2人だけど、ステラには前へと導く誰かがいた。
そんなステラがアリスは羨ましいんだろうなぁと思いました・・・>_<。
過去にアリスにとってそういう存在になってくれた六道のことを、アリスは“自分を売った”と思ってるのですから、孤独ではないステラのことを嫌いだと言うのも仕方ない気がします。悲しいですけど・・・。
でもステラを、自分と同じように孤独にするため月兎を殺そうとしたということは、やっぱりステラだけには自分を理解してほしい気持ちとかあったりもするのかなぁ・・・。
ただの嫌がらせのような行動なのかもしれませんけど・・・。
月兎はステラを守るために囮のような役をやってくれたんですね。
六道の目的も主導権をステラに返させること、でもやっぱりいざとなったら殺すことも視野に入れてるのか >_<。
「そうよね、あんたそういう男だよね」って言うアリスが、なんだか切ないです・・・。
あのとき生き残った六道は、アリスを殺した手柄で三本柱になって永遠の命を捨てた?
六道は肯定も反論も、なにも言わないんですよね T_T。
それが逆に、なにかを隠してるんだろうなぁとも思えますが・・・、黙られるのは“売られた”と思ってるアリスがかわいそう!
最初から泣いてるのはステラじゃなくてアリス、でもアリスは気づいてなかったのですね・・・今自分がどれだけ悲しいと感じているかも・・・。
手袋越しにアリスに触れる六道の優しい手、表情だってどこか優しい気がします。
六道は変わってない、そう思えたことでアリスは、同時にステラを受け入れることもできたのでしょうか ^_^。
ステラとアリスは、お互いにいちばんの理解者にちゃんとなっていると思いました。
月兎が活躍した今回でしたけど、ステラが偽物の是乃との約束を思い出したのって、それもまた何だか切ないような・・・。
何があっても是乃を信じると2人で交わした約束、あの約束はまだ壊れてはいない??
ゼノ、再び!!という展開になって、ドキドキしますね!!!
次回はどうなっていくのか気になります!!!