デザート 9月号 おはよう、いばら姫、第17話 感想
※ネタバレ注意です※
ものすごく気になる展開に突入しているので続きが待ち遠しかったです!
駅で待ってくれていた千尋と哲がハイタッチした時は、すっかり2人は良き相棒だと感じます。
千尋がハルさんと会ったのは初めて?ですね?
バタバタとした中でしたが、ハルさんの元気に唖然とする千尋に笑ってしまいました ^_^
決して考えなしで志津を連れ出したわけではないところが、さすが哲だなぁと思います。
母方の祖父が営んでいる民宿ということで、お母さんの実家なのだろうとは思いましたが、
志津が哲のお母さんの部屋に泊まることになるとは、何だか不思議な縁がある気がしました。
たしかに哲の言うとおり厳しいおじいちゃんみたいですが、きちんと話を聞いて哲の味方をしてくれる、優しい人ですよね!
お父さんと似てることをぶつぶつと話すおじいちゃんは、少し苦労が多そうに感じますが ^_^;
ハルさんの「イッ・・・イエス、フォーリンラブ!」は本当に謎としか思えなくて、一体なんだったんですか?(笑)
まぁ沈黙に耐えられないタイプの人なんでしょうね ≧▽≦
親の都合で強制入院、としか事情が伝えられないところが大変なのですが、おじいちゃんが哲のことを信じて冷静に対処してくれる人でよかったです。
でも今回、哲の目的はもう一つあったのですね・・・。
今まで哲が必至でお金を貯めていた理由、それが全て明かされ、なんとも言えない悲しさが・・・。
だけど哲が自ら志津に話してくれるという展開なのは少し嬉しかったです。
ずっと話さなくてはいけないと、哲がそう思っていたのなら尚更。
本当であれば、お父さんがお母さんの延命治療のため、おじいちゃんに借りたお金を、哲が返さなくてはいけない理由はないと思うのですが、哲にとっては大好きなお母さんのためにも絶対に果たさなくてはいけないことなのかもしれませんね。
いつまでも苦しめずに送り出したいという、おじいちゃんの気持ちが分かってるからこそだと思います。
なんてひどい人だ!って、おじいちゃんのことを嫌いになってもおかしくはないと思うのに・・・。
延命治療はあと1年、そう期限がつけられて、もし1年たってもお母さんが目覚めなかったら自分のお金で治療を続けよう、ではなく、おじいちゃんにお金を返そうと思っていた哲。
つまりお母さんを送り出すことを受け入れているってことでしょうか?
もちろん、哲も1年の間に奇跡が起きることを願いながら。
お金を貯めるために志津を傷つけるのは仕方ないことなんかじゃない、自分が後悔するようなことをするべきではなかった、そう気づき、もう二度と繰り返さないと誓うことができた哲は強くて優しい子です。
もう一度志津が好きだと伝えて、そして志津と手を繋いで眠りについた哲。
まだ状況がよくなったわけではありませんが、希望は見える今回の終わりだったと思います。
それから今回は、ハルさんと哲の関係も感動しちゃいました!
ハルさんは哲のこと、息子がいたら、なんて風に思ってくれてたのですね。
志津のことを、そういう「好き」なのかと確認してる時も、父親のような気持ちでいたのでしょうか。
どうせ志津さんには伝わってないと言う哲に否定してくれなかったのはちょっと残念ですけど、素直なハルさんらしいです(笑)
娘さんがいたなんてかなりびっくりしましたけど、年齢的に別におかしくないです・・・が、告白したことがある哲としては聞きたくない情報だったでしょう ^_^;
でも人として好きになったことは間違いないと言い「不肖の息子もどきですが」とは、哲も泣かせること言ってくれますね・・・!
「息子かぁ」と照れ臭そうに笑うハルさんが、ものすごくじわっときます。
心が温かくなるシーンでしたが、直後にハルさんが倒れて志津に戻ったのは、何だか意味深ですよね・・・?
不安もまだまだある展開です。次回が気になり、とても待ち遠しいです!!!