Cocohana(ココハナ) 2 月号 マリーマリーマリー、15話 感想
※ネタバレ注意です※
2015年から2016年の年末年始は、実家のある岐阜で過ごすことにした、リタと森田さん。
森田さんは年末のライブの仕事が終わってから来たみたいですが、来て早々リタの家族・親戚のおじさんたちと麻雀の卓を囲んで、すぐに楽しそうにしていました。
森田さんはどこに行ってもすぐそこにある輪になじむことができて、すごいですよね。
何事も楽しめるというのは、一種の才能だと思います。
さて、リタの町内会には新年にマラソン大会があるそうで、麻雀大会でチョンボをやった森田さんは、マラソン大会で走ることになりました。
本当は子供たちのマラソン大会なので、森田さんはリタの親戚の子供たちと一緒に走ります。
そんな中、リタは昔実家によく来ていたジミーという親戚のおじさんのことを思い出します。
顔は覚えていないけれど、カッコよくておしゃれだったジミー。
外車を乗りこなしていて、時計は右腕で、という細かいことばかり覚えているのが、子供の頃の記憶らしいところだな、と思いました。
リタが小さい頃に参加したマラソン大会では、道に迷ったリタをジミーが自分の車に乗せてくれて、そのままゴール前にワープして1位でゴールした、なんてことがあったんだそうです。
ジミーとリタだけの秘密、と思っていたら、意外とみんなが気づいていて、その上森田さんもマラソン中にいろんなリタの小さかった頃の話を聞いていて、リタはちょっと恥ずかしかったみたいです。
しかし、森田さんがリタの実家のあるこの町内で、リタの小さい頃の話を聞いて、リタの子供の頃を知っているような気がしてくる、リタの思い出が自分の思い出になったみたい、と優しい顔で笑ってリタに話していたのがとても良かったです。
こういう夫婦は本当にステキですね!
ジミーの話が出て、家族でみんなでジミーの事を思い出すところも良かったです。
家族や親せきが集まって、昔の話をする時って、気持ちが暖かくなりますもんね。
お正月のいい過ごし方だな、と感じました。
リタと森田さんが実家からいつものおうちへ帰る道で、隣を走っていった車にジミーが乗っていたのかもしれない、という最後の終わり方もとっても素敵でした!
次回どんなお話になるのでしょうか?? とても楽しみです!