ママレード・ボーイ little、4巻 感想
※ネタバレ注意です※
集英社から10/23に出版された『ママレード・ボーイ little』4巻の感想です。
碧と付き合い始めた立夏でしたが、何故か朔のことが気になっている自分に困惑気味です。
期末テストも終わり、久しぶりに高校の図書館へとデートに行く碧と立夏。
ステンドグラスが輝く幻想的な雰囲気のなか、碧は立夏にキスをしようとします。
しかし、それは立夏によって阻まれます。
立夏に無意識にキスを拒絶された碧は、立夏の本当の気持ちを察知していたのかもしれません。
クリスマスの日、デートしていた碧と立夏はクリスマスマーケットをまわりながら買い物や食事、スケートなどをして楽しんでいました。
イルミネーションが一望出来る橋を通り掛かるとき、再度碧は立夏に近付きます。
キスをするのだと分かっていた立夏も恥ずかしくてドキドキするけど一所懸命目を瞑ります。
だけど碧はそんな立夏を見て、おでこにキスを贈るのです。
「朔と立夏の間には割り込めない。俺は降りるよ」
そういう碧は立夏に語るのです。
きっと立夏にとっての碧という存在の代わりはいるはずなんだと、でも朔は違うはずなんだと。
気付かないフリも出来たはずです。
だけど何度そんなフリをしたところで、立夏の本当の気持ちは朔に向いている。
立夏と碧は以前の友達という関係へと戻りました。
碧は初め朔への当て付けで立夏と付き合い始めたことを朔に白状します。
碧は、前にずっと好きだった女の子に心変わりされて、簡単に相手を嫌いになった自分と朔を比較して、真剣に何があってもずっと好きでいると言った朔に、苛ついて当て付けをしたのです。
だけど、立夏と付き合い始めて、本当に好きになっていく自分が本気になる前に別れる事にしたのです。
今は碧を好きで至って、立夏は自分の気持ちに気付くことになります。
その時、碧は朔に負ける。
悔しいけど、その事が分かっているから傷が浅いうちに手を引くことにしたのです。
「朔みたいに何があっても好きって言える女の子が現れるまで」
気長に待ってみるという碧の切ない顔を見てたら、
先生お願いします!碧に寄り添ってくれるいい子を早く!って熱望しちゃいます(涙)。
それから前作の主人公・光希と遊の結婚式と番外編があります。
ファン必見です!!!