メイちゃんの執事DX、3巻 感想
※ネタバレ注意です※
今回のメイちゃんの執事DX前半は理人の休日から始まります。
表紙に剣人がいるため最初から剣人が出てきて理人と争うのか・・・?!とわくわくしていた私には理人の休日が思ったより長くて焦らされました(笑)
執事の休日とは4年に一度三日間以上のリフレッシュ休暇を絶対に取らなければならない。
しかも休暇中は仕事を完全に忘れるために主人より半径100km以上離れろ。というものです。
・・・これほどまでに理人にとっては地獄となるものはないだろうというほどの内容です!
休暇内容は主人の指示に従うこととの事ですが、普通であれば好きにするようにと指示するようです。
まぁメイがそんな空気を読めるわけもなく・・・。
理人のためにスケジュールを組んで最高の休みを取ってくるようにと言うのですが、内容的にはメイのために振り回される理人がかわいそうです(笑)
それにしても理人は相変わらずメイのためにはなんでもやるな・・・苦労人だなぁ・・・完璧な理人を崩すのはメイだけなんだな・・・と感じます。
理人が休日でいないなか、メイの元に現れたのはもちろん剣人。
ちょこちょこと学園側の様子も書かれています。
アカリの妄想も爆発します(笑)
アカリに入ってくる情報は正しいもののものすごく尾ひれがついているためアカリの妄想も確信をつきつつ斜め上に行っています。
DXにはなくてはならないなと思います(笑)
理人はメイのいない休日に耐え切れず他の執事に帰るのを妨害されつつも帰って来るわけですが・・・。
理人が帰ってくるとメイの隣には剣人がいるわけです。
強制的な休日でメイから離れていた理人。
メイ不足の理人は機嫌最悪。
剣人をメイから離すべく理人は完璧すぎる程に仕事をこなしていき、学園の掃除など雑務ばかり剣人にやらせます。
剣人も仕方なく雑務をこなしていくのですが、メイと理人、2人の姿を見つめる剣人はどこが様子がおかしい。
メイはその様子に気づき声をかけますがはぐらかされます。
メイは根津に頼んで剣人の相談にのってもらうよう頼みます。
剣人の悩みは自分の将来についてでした。
伯父にメイの執事は諦めレッドフォード家を継ぐように言われた剣人。
しかし、メイのことを諦められない剣人のために伯父は賭けを提案します。
"メイの卒業までに理人を蹴散らし剣人がメイの第1執事になれれば剣人の自由。だがそうでなければ家を継ぐこと。"という内容でした。
理人に実力差を見せつけられて悩んでいたのでした。
勝てる気のしない状況に落ち込む剣人。
それでもメイの事は諦められず頑張ろうとしていたのでした。
根津と剣人の話を密かに聞いていた理人。
理人は「やっとおもしろくなってきた。」とほくそ笑みます。
冠を前女王のリカからクラリスに渡します。
冠を被ったクラリスの姿を見つめるメイ。
とうとう理人の前で冠を被ることができなかった・・・と思っていたメイですが、クラリスは冠を泉に泉は不二子に回していきます。
不二子はみるくにまわそうとしますが、みるくはまだチャンスがいっぱいあるからと断り冠をメイに回します。
理人の前で被ることのできた冠に嬉し泣きするメイ。とっても幸せそうです。
そんななか緊急事態が発生!!飛行船が突っ込んできます!
そしてその中からは謎の女性が現れます!
しかも剣人に「会いたかったマイダーリン♡」と言ってキスをします。
剣人は何がなんだかわかっていませんが・・・理人は誰だか検討がついている様子。
これは次回も楽しみです!