Kiss(キス) 1 月号 東京タラレバ娘、16話 感想
※ネタバレ注意です※
前回、KEY君からあんたとは付き合えない、と言われてしまった倫子さん。
「いい女」について悩みます。
KEY君からの言葉をよほど引きずっていると見える、その後の凛子さんの行動が、やばい。というかまずいです。
一人焼き肉してみたり、なぜか原宿の母(占い師)のところに相談に行ったりします。
それはいい女のすることじゃない気がしますが、もう判断ができていない感じもします。
ちなみに、なぜ原宿の母なのかというと、原宿に事務所があるからですね。
近かったのかな、と。
でもその占いがすごく当たっていたので、その感激のせいで倫子さんは占いにすがってしまいます。
次の日、また女3人で集まって、昨日の報告、かと思いきや、一緒に占いに行こう!とテンション高く香と小雪を誘います。
その反応に、KEY君とうまくいかなかったことを悟る、香と小雪のふたり。
そして二人を目の前にして、昨日KEY君から言われたことをすべては話せないでいる倫子さん。
確かに、仲の良い女友達だからこそ全て話せるわけではないこと、むしろ話せないことがあることもよくわかります。
でも結局言わないでいられないのも女友達だと思うんです。
いつもつるんで一緒にいればいるほど、結局黙っていられなくて、悪いこともいいことも話してしまうんですよね。
女友達のあるあるみたいな気がします。
ちなみに、その後3人で原宿の母のところに行き、香も小雪も腹を殴られるように付き合っている男のことを見事に的中されます。
そして東北の方角に良い出会いがあるといわれて、3人で婚活酒場へとなだれ込みます。
なにやってんだ、いい大人が・・・。
こういう行動をKEY君は言っているんだと思いますがね。
そしてもちろん婚活酒場の出会いがうまくいかなかった為に、また小雪のお店で飲み直すことになり、売り言葉に買い言葉のような流れで、彼女達に言ってはいけないKEY君の言葉を倫子さんはしゃべってしまいます。
「いい歳こいて女同士でつるんでばっかのあたしらみたいな女とは恋愛できない」と言われた、と。
いや、実はこの言葉、ちょっとニュアンス違うような気もするのですが。
KEY君は考えなしに妄想ばっかりで行動することを言っていたのではないの??
むしろ倫子さん自身が「女友達」のせいにしているように感じました。
しかし結局これを話してしまったせいで、ふたりとは雰囲気が悪くなってしまい、倫子さんは逃げ出します。
女友達との喧嘩は、自分の中にためる感じになってしまって、逃げ場がなくなりますね。
お酒を飲んで忘れよう、という感じにもならないし、倫子さんは自分で自分を追い込んでしまった気がします。
自分の恋愛がうまくいかないからと、友達を巻き込んでうまく立ち直るはずだったのに、逆に彼女達を不快にさせてしまいました。
KEY君からの言葉が本当に気持ちをえぐったのはよくわかりますが、この先どうするんだ、それでも友達はいないとつらいと思うのに。
本当に一人になっちゃうよ??と心配になってしまいました。
女友達と一緒にいた時間が長すぎたのでしょうか。
今回は自分を最低と言っている倫子さんで終わりました。
最近うまく進み始めていたと思ったのに、展開が目まぐるしく変わって、倫子さんはどうなるのでしょうか?
本当に次回が気になります!