デザート 1月号 おはよう、いばら姫、第11話 感想
※ネタバレ注意です※
志津が哲に渡したのは、サッカー部にいた頃の哲が書いていた研究ノートでした。
哲が辞めた後も大事に取っておいたのでしょう。
No.20・・・、3年間の足跡ですね。
ノートには部のみんなから哲に向けてメッセージが。
部員の大半は哲が戻って来てくれることを心待ちにしていたのではないでしょうか。
怒っていた後輩の子も、本当は戻ってきてほしいと思っていたことが伺えます。
当日、家まで迎えに来ていたカナトに志津の意思であることを聞いた哲は「こーさん」と。
1日だけでも良い、哲がサッカー部に戻ってみんなと笑え合えるのではないか、そう期待しました。
でも哲の出した答えは「行かない」
ノートを返した哲は、千尋に笑ってお礼を言いますが、その顔は泣きそうに見えます・・・。
「自分勝手に辞めた奴が試合にだけ出るだなんてありえないだろ?」
哲は後悔や心残りはあるでしょうけど、今回の判断に間違いはないと思っている気がしますね。
でも涼の言葉で揺さぶられてます。
「そんなの誰も頼んでない!!」
哲もよかれと思って言った言葉で涼を傷つけていたようですが、これは絶対に言ってはいけない一言だったと思いますよ・・・。
我慢してきたこの数年間はいったい何だったんだろうって悲しくなるに決まってます・・・。
もちろん涼の苦しみも理解できるのですが、言葉は間違ってるので哲に早く謝れるといいな>_<。
サッカー部は試合に負けてしまったようですね。
お疲れ会中だという千尋に電話をしたのは志津自身・・・でしょう。
家を抜け出して千尋に会いに行き、どのような話をするのでしょうか。
沈む哲を元気づけられるのは志津しかいないと思うので、がんばってほしいです!!!