Melody(メロディ) 12 月号 王女の条件、7話 感想
※ネタバレ注意です※
傷ついたエストレーラが自暴自棄になって、お城の外に出てしまいます。
知らない人について行ってしまうなんて…と思いましたが、意外とジョングルールの彼・ジョゼが優しくしてくれてよかったです。
着ていたドレスを変えたり、酒場で一緒にお酒を飲んでくれたり、薄々彼女が何者か分かっていたんじゃないかとも思いますが、ジョゼがエストレーラを夜の街に投げ出さなくて本当に良かったです。
悪い男だったらそれだけでも危険だったと思うのに、そういう意味ではエストレーラは運が良かったですね。
無事に城内に帰ってこれて安心しました。
さて、少し元気が出てきたルアは、フェルナンドとの関係を兄のアフォンソに知られないようにとしています。
贈り物に対しても開けないようにしていますが、アフォンソに誰か他に男がいるのかという探りを入れられて、逆に動いてしまいます。
そしてフェルナンドの存在を知ってしまいます。
陰に隠れてルアとフェルナンドの会話を聞いているアフォンソが怖い!
しかし良く考えてみると、ルアの子供がフェルナンドとの子供だとすると、アフォンソの野望は叶わないわけですし、ルアはアフォンソについていこうと考えているみたいではありますが、それは恐怖の為だけであって、愛があるわけではナイ、ということになってしまいます。
もちろんそれでアフォンソはいいのかもしれませんが、一方でとても悲しいですよね。
もうアフォンソとエストレーラはうまくいくことはないわけで、ルアとうまくいかないと、とアフォンソは焦るかもしれませんね。
最後に、城内に帰ってきたエストレーラは、シドニオに負ぶってもらって部屋に帰ります。
エストレーラの冒険は楽しかったかもしれませんが、やはりシドニオが心配しているのもあって、彼とうまくいってほしいと願ってしまいますが、この流れだとエストレーラはまた場外に出てしまうのでしょうか。
お城のことを牢獄のようだと思った時点で、外にまた出たい、と考えるようになってしまうのではないでしょうか。
エストレーラの気持ち、ルアとフェルナンドの関係、そしてアフォンソの対応など、次回も気になるところがいっぱいです!