Melody(メロディ) 12 月号 秘密 トップ・シークレット (可視光線)、2話 感想
※ネタバレ注意です※
桜木さんがやはり婚約者の由花里を打ち殺してしまったところから今回も始まります。
しかし桜木さんは由花里さんだとは分からずに撃ってしまったようですね。
入院した先で「由花里さん」と泣きながらつぶやいている姿は、とても悲しくなりました。
彼の幼少期のことなども今回は描かれていて、それも合わせて彼の過ごしてきた幼少期がとても辛いものだったこと、そしてやはり特殊な目を持っていたようだということも分かります。
この特殊な目、どうやら人の顔は発行してしまって、良く見えないみたいですね。
犯罪者だった永江の記憶の映像からも、被害者の女性の顔はぼけてしまって確認ができません。
薪は事件現場で落ちていたメガネが、この特殊な目を矯正するメガネだと理解します。
ということは裸眼だった桜木さんに、由花里がちゃんと見えていなかった可能性が出てきますね。
しかしそれを証明するとなると、実は桜木さんの過去、家族を惨殺された犯人を見たという証言が揺らいでしまうんです。
そして、当時犯人だとされた人の家族は、この事件の犯人とされた為に一家心中を起こしていたりするんです。
つまりこの事件、根が深い!!
そして実は、薪が昔からこの事件に対していろいろと考えていたこともわかります。
桜木さんの目がちゃんと見えていたのか、という疑問を昔から考えていたようです。
桜木さんの家族が惨殺されて、そしてその犯人とされた人が服役している時期に、同様の事件がまた起きた事から、桜木さんがちゃんと当時から見えていたのか、と疑っていたのです。
ただ、それがこういう特殊な目の持ち主だったとまでは考えていなかったでしょうが。
桜木さんは本当に由花里さんを愛していたのでしょうか。
薪に対する対抗心、そしてエリートの一家であったが故に自分も一番にならなきゃいけない、という気持ちを抱えていた桜木さんが、どうして由花里さんを撃ってしまったのか、気になります。
また、2か月前くらいからおかしなストーカーに付きまとわれていて心底怖がっていた由花里さんが、単身科警研を訪ねてきた時の桜木さんの顔は何かにとても焦っているようでした。
薪を意識しすぎているのか、しかしそれだけではないような焦り様でした。
何がそんなに焦らせていたのか気になります。
薪に疑われている、ということからの不安が理由だったのでしょうか?
それともただライバル視しているからだったのでしょうか。
まだまだ分からないことがたくさんありますね。
さて桜木の発砲事件に戻って、薪は青木に彼の目の異常を証明する為に動いてほしいと頼みます。
それが、今後いろんな人に関わってくることになることもよく分かっている上で、です。
青木はどう動くのでしょうか、そして薪はどうしていくつもりなんでしょうか。
次回が本当に気になります!!