カツカレーの日、1巻 感想
※ネタバレ注意です※
斉藤美由紀28才が彼、一法師護29才に別れを切り出すとこから始まる物語です。
美由紀は結婚したいけど両親の離婚がトラウマで恋愛結婚にいいイメージがない。
そして彼は劇団員で生活が安定していない。
ちゃんとした結婚をするには不向きな人だと確かに思います。
仕事先の人からいい結婚紹介所を教えてもらい、登録をしてお見合いをしてみることに。
第一号のお見合い相手は銀行マンです。
遅刻したわけでもないのに時計を見ながらキョロキョロしているお相手のひと。
おまけにランチのメニューまで勝手に注文されてました。
口ばやに自分のこと、条件などを話し、20分後に仕事に戻って行く相手。
おまけに名前を間違われてしまいました・・・。
最初から当たりがくるとは思ってなかったとこの人はお断りして、前向きに次のことを考えている帰り道、
不動産屋さんの前で駅近のいい物件と思い探していると、一軒のいい感じのお店を見つけます。
入ってみるとそこは読書カフェ・・・
お話は最小限にとの注意書がありました。
そこに会話にお使いくださいと書かれたノートがあります。
美由紀は今日のお見合いのことや彼との別れのことなどを書いたのです。
別の日、読書カフェに中年の男の人が・・・
美由紀の書いたノートを見ていました。
美由紀は気付きませんが、この人は同じ会社の高橋さんでした。
美由紀は次のお見合いをします。
今度はなかなかの好青年。
33才自動車メーカー勤務。
女あしらいの上手い素敵なひとと思って話しをしていたら言葉の端々にママが・・・
後ろからママが登場してがっかりのマザコンくん。
再び読書カフェのノートに今日のお見合いのことを書きました。
3人目のお見合い相手は35才製薬会社の研究所勤務。
必死で会話をしようとしても目も合わせてくれず・・・断られてしまいました。
自宅までイライラを持ち帰るのが嫌で再び読書カフェのノートに・・・。
読書カフェに現れた高橋さんはノートを見て、あんた間違ってるとコメントを残して帰りました。
ノートに書き込まれたコメントを見て、美由紀は自分は間違ってないと言い聞かせお見合いを重ねていきます。
護くんから劇団をやめて就職活動をするので結婚しようと言われたり、高橋さんからノートに一日カフェで待っているいつでもこい、とコメントがあったりと悩む美由紀・・・
迷って閉店ギリギリにカフェに行くと、高橋さんが同じ会社の人だとここで気づきました。
美由紀はどういう結婚をするのか・・・、次が楽しみです!