Melody(メロディ) 10 月号 かげきしょうじょ!!、4話 感想
※ネタバレ注意です※
初めての実技演習でロミオとジュリエットを上演することになったさらさ達。
さらさと愛たちのE班は、なんとトップバッターで最初に発表することに。
とうとうさらさが観客(生徒たちですが)の前で演技をします!
どう化けるのかドキドキしてしまいます!
さていざ発表をしてみると!
愛のロミオはおどおどしてしまって、先生の顔色を見ながらになってしまいましたが、意外とよかったんじゃないでしょうか?
このまま成長していけたら明るめの男役になるのかな?なんて思ったり。
乳母役の千夏は、セリフを間違えてしまって一気に真っ白になるか、と思いきや、何とかリカバリーできました!
よかった、こういうことの積み重ねできっと舞台上でも強くなれるよ!
千夏はきっと、可愛い娘役になるんじゃないかしら?なんて。
さて次にさらさのティボルト!
先生はミスキャストじゃないの?なんて思っていたようですが、出てきた瞬間にその考えを吹き飛ばしてしまいました!
その場を一気に変えてしまうような雰囲気、完全にティボルトです!
役に入り込んでいます! すごい!さらさ!とびっくりしてしまいますね!
と、びっくりしていると最後に愛の演じるジュリエットが登場!
しかしこれが、演技はうまいのに恋している感じが全然ない、娘役の可愛らしさが足らないジュリエットが出てきてしまいました。
これは、愛の方が問題なんじゃないか?と思ったところで演習は終了!
そして先生からのダメだし、といえる程ではない感想をもらいます。
各々に手厳しいですが、的を得ています。
例えば客席数。
紅華歌劇団が上演する劇場での公演を想像しながら演技していたのはさらさだけでした。
愛は観客1人設定で、先生だけ見て演技していましたが、紅華の音楽学校に入ったんだから、それじゃダメでしょう、と思ってしまいました。
その上、可愛げのない娘役じゃ更にダメでしょう、もっと可愛く笑えないとどんなにキャリアがあっても問題なんじゃないの?と逆に心配になってしまいました。
この先本当に大丈夫なのかしら、愛は。
今回はさらさのひとり勝ちか?と思いきや、先生はさらさに、今のままではトップにはなれない、と言い放ちます。
なぜなら、彼女の演技は完全に冬組の里美星さんのコピーだったから。
ほしいのはオリジナリティーであって、誰かのコピーはいらないのだと。
確かに、同じ人が上手だからとずっと舞台に立っているだけでは、いつか飽きがきてしまいますよね。
そうならない為に毎年新人を入れて、新しい色を追加していく必要があるということですね、わかります。
だから人気が続いていくんだ、という紅華歌劇団のことを理解しないといけないんですね。
しかしさらさは大ショックです。
歌舞伎との違いを感じるさらさ、個性が欲しいんだと言われて戸惑う、というところで今回は終わりました!
さらさはこの先どうしていくのか、次回が気になります!!