Melody(メロディ) 10 月号 一の食卓、8話 感想
※ネタバレ注意です※
永倉さんの弟の行方を捜すために、フェリさん達が出かけます。
カロザース夫人と一緒に、ベーカー夫人に会いに行くのですが、そんな中で手土産を用意する明さんです。
フェリさんと男3人だと見た目が怖い、といって明さんについてきてほしい、というフェリさん。 確かに、見た目が怖い人たちばかりだから・・・と思っていたら、実はこの人たちがとても背が高かったことを初めて知りました。
当時は西洋の人たちも今よりも背が低かったんですね、そこにびっくり。
江戸の人たちの平均身長が男性でも160センチに足りていなかったというのが驚きました。
さて本編に話を戻すと、永倉さんの弟、直次郎のことを隠していたベーカー夫人ですが、隠しておくことに罪悪感をきっと感じていたところに、明さんが持ってきてくれたシェパーズ・パイを食べて、ベーカー夫人の心に明さんの優しさが届いて、彼の行方のヒントを教えてくれます。
明さんの料理がベーカー夫人の気持ちを溶かして、彼女の救いにもなって、本当に良かった・・・。
さて、ベーカー氏の殺害も含めて、ノーザン少佐と升屋という酒屋が怪しい、という話があがります。
これは次回以降にも続いていきそうな流れですね。
そんな一方で、先に帰った明さんを尾行してきた弾正台の奴らが乗り込んできて、大切なパン種の入ったツボを割られてしまいます。
斉藤さんについている密偵だと思われるお八草が助けてくれますが、明さんはもうパン種を割ってしまったことで、ショックを隠せません。
ベーカー夫人の家で、フェリさんから感謝され、同じように感謝を伝え返せた矢先だっただけに、そしてこのパン種がないとパンが焼けないこともあって、明さんはもう泣きじゃくっています。
彼女は全く悪くなく、そして弾正台にも勇敢に立ち向かったのに、可哀そうです。
結局元新選組さん達のせいだと思ってしまいます。
斉藤一さんが、藤田五郎として、明治の時代で密偵として働くことになったとしたとしても、フェリパン舎でいる間に、心の中が少しずつ変わってきているというのに、彼らが出入りしているせいで明さんたちに迷惑が掛かってるじゃないですか・・・。
ただでさえ、この時代にパン屋さんをやっているだけでも大変だろうに・・・。
フェリさんが帰ってきたらどうするんだろうか・・・。
何か神業的な展開でどうにかしてくれないと、明さんが可哀そうすぎる・・・。
次回のお店の展開、永倉さんの弟の展開など、いろいろと先が気になります!