※ネタバレ注意です※
片思いしている諏訪先生の結婚式のためにウェルカムボードを作ったリコでしたが、辛い思いを抱えていることに、花嫁の明美さんは気が付いていました。
「素敵な恋をして、絶対に幸せになるのよ。」と明美さんにいわれ、本当に幸せそうな諏訪先生を見て、リコは心から「おめでとう」と言えたのでした。
リコが泣いているのではないかと心配で堪らない海は、ついつい会場まで来てしまいます。
「もう大丈夫」と言いながら、綺麗な涙を流すリコに、思わず口づけてしまう海でした。
ウェルカムボードを作りながら、リコはどんな気持ちでいたのでしょう?
ため息をつきながら、それでも諏訪先生のために心をこめて、1枚1枚花びらを貼り付けていました。
頭の中では、先生や明美さんと過ごしてきた半生が走馬灯のように回っていましたね。
先生のことがずっと好きだったリコ。
好きという気持ちを長いことおしころしてきたリコ。
そんな気持ちを乗り越え、「おめでとう」と言えたのはエライ!
声を大にして言いたい。
そんなことなかなかできませんよ。
普通は、メソメソ泣いたり、ギャーギャー喚いたり、恨んだり、妬んだりするものです。
これからは、リコちゃんだけを(ここ重要!)愛してくれる誰かさんを見つけるだけです。
でも、海くん。
気持ちはと~っても良くわかるけれど、チューはまずかったんではないかしら?
気持ちが通じ合ってからの方がよかったのではないでしょうか。
好きだから、思わず自然にしてしまったのでしょうけど、純情無垢のリコちゃんですよ。
この後どうするのでしょうね?
海くんの頬を叩く?ショックで泣き出してしまう?
びっくりしたけど嫌じゃないことに気が付く?海くんのことが好きになる?
本当はもう好きだということに気づいていないだけなのですもの。
海くんがいたから、きっと心配して来てくれると思えたから、先生の結婚も乗り越えられたのだと思うのです。
来月号では、ちゃんと両思いになれるといいのですけれど、どうなりますことやら・・・。